田上 大助 (九州大学) |
| "Poisson方程式に対する弱形式に基づくある粒子型解法の数値解析" |
| Poisson方程式に対して, 弱形式に基づくある粒子型解法を提案し, その数値解析を行った結果を紹介する. |
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井元 佑介 (九州大学), 田上 大助 |
| "Poisson方程式に対するある粒子型解法の誤差解析とその応用" |
| Poisson方程式に対するSPH法やMPS法を含むような粒子型解法の誤差解析を行った. 誤差解析は粒子分布の指標と接続性, およびそれらを用いた粒子分布の列に対する正則性を導入することによって得られ, その収束次数は近似作用素に用いる影響半径の2乗となることを示す. また, 重み関数の選択によって数値的な誤差が改善されることを示す.
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室谷 浩平 (東京大学), 越塚 誠一 |
| "分散メモリ並列MPS陽解法・半陰解法の圧力振動抑制, 計算精度と計算コストの比較" |
| 分散メモリ並列化されたMPS陽解法と半陰解法のアルゴリズムを紹介し, 陽解法と半陰解法の長所短所を以下の3点に関して検討する.- 圧力ポアソン方程式のソース項を修正することで, 粒子法で問題となる圧力振動の抑制を検討する.
- 高次精度微分作用を導入し, 打ち切り誤差解析と圧力ポアソン方程式の収束性の結果を検討する.
- MPS陽解法と半陰解法の強・弱スケーリングを示して, 計算コストを比較する.
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都築 怜理 (東京工業大学), 青木 尊之 |
| "動的負荷分散による粒子法(SPH/DEM)の大規模シミュレーション —GPUスパコンでの実装と性能—" |
| 重力多体問題などと異なり, 紛体計算のDEMや流体計算のSPHは相互作用が局所的で粒子分布が時間とともに大きく変化する. これらを複数GPUを使って効率よく計算するために, 計算領域を再分割することによる動的負荷分散を実装する. 1000万個以上の粒子を用いたゴルフのバンカーショットなど多数の大規模粒子シミュレーション例, GPUスパコンTSUBAMEでの強・弱スケーリングを示す. |
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杉原 健太 (東京工業大学), 小野寺 直幸, 青木 尊之 |
| "格子法による気液二相流のGPUスパコンを用いた大規模シミュレーション —粒子法と同じ自由度で直接比較—" |
| 気液界面をCLSVOF法で記述し, 圧力ポアソン方程式をマルチグリッド前処理付BiCGSTAB法により半陰解法で解く格子法の気液二相流シミュレーションをGPU計算により実行した結果を示す. 粒子法(SPH)と同じ設定(自由度)で計算し, 実行性能, 精度, 必要な計算リソース(メモリ・ノード数)プログラミング等を含めた直接比較を行う. |
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佐々木 一真 (横浜国立大学), 白崎 実 |
| "3つのLevel Set関数を用いた水面近くの移動物体まわりの解析" |
| 水面の存在を考慮した上で, 水面近くを移動する物体の運動とそのまわりの流れについての解析を行う. 直交格子において水面の捕捉と物体形状の表現のために3つのLevel Set関数を用いる. 物体が浮力により水中から浮上し水面を通り抜けて空気中へ跳躍する運動のほか, 魚型形状の物体が自身の変形により行う自律推進および水中からの跳躍を伴う遊泳を対象とし, 水面の存在や各パラメータがそれらの運動に及ぼす影響について議論する. |
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